今季はハイコ・ヘアリヒ新体制の下、ここまでリーグ戦2位シャルケとわずか勝ち点差2の4位につけているバイヤー・レヴァークーゼン。特に前節では欧州の舞台への復帰をともに狙うグラードバッハとの直接対決を制し、さらにヨーロッパへの道が近づいてきたところだ。

そんななか今季ELに出場していたヘルタ・ベルリンに所属する、ミッチェル・ヴァイザー獲得にむけてレヴァークーゼンが関心を示している模様。23才のMFは両サイドの前後でプレーが可能なポリバレントな選手であり、来季にむけたレヴァークーゼンの補強ポイントにまさに合致する選手だといえる。

ヘルタとの契約はまだ残されてはいるものの、移籍金1200万ユーロで移籍可能となる例外条項が含まれており、レヴァークーゼンのほかプレミアやセリエAのクラブからの関心も寄せられているところだ。

2005年から2012年まで1.FCケルンにて育成された同選手は、その後にバイエルン・ミュンヘンへと渡り、半年間2部カイザースラウテルンへのレンタル移籍も経験。2015年に入ってからはペップ・グアルディオラ監督の下で役割を得ることに成功し後半戦17試合のうち12試合に出場(うち9試合で先発)。さらなる飛躍をもとめ、2015年夏にヘルタ・ベルリン移籍を決断した。これまでリーグ戦66試合に出場し、5得点11アシストをマークしている。