井上尚弥、勝利につけられたオッズはなんと「1.14」 王者をはるかに上回る大本命に
英大手ブックメーカーがオッズを公開 井上の「1.14」に対しマクドネルは「5.0」と差がついた
プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)が5月25日(大田区総合体育館)にWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦で、同級王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑戦することが決まった。
マクドネルの母国、英国の大手ブックメーカーがタイトルマッチのオッズを公開。自国の正規王者に対して、勝利のオッズを「5.0」とする一方で、「The Monster」に対しては「1.14」という圧倒的な本命と認めている。
3階級制覇を目指す井上のバンタム級初戦のオッズを公開したのは「betfair社」だった。英国に本拠地を持つ大手オンラインブックメーカーは井上の圧倒的な優位性を認めた。
マクドネル勝利のオッズは「5.0」、そしてドローは「26.0」となる一方、井上勝利のオッズは衝撃的な「1.14」。例えば、井上の勝利に1ポンド賭けた場合、予想が当たれば掛け金に加えて1.14ポンド。計2.14ポンド戻ってくる英国式のシステム。
マクドネルが日本式に言えば、「6倍」と“穴”扱いとなる一方、挑戦者の井上は「2.14倍」だから、圧倒的な“本命”に格付けされた格好だ。
全17カテゴリーのボクサーを比較する格付け「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」でベスト10入りしている井上の強さは海外でも認められている。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」も「マクドネルはボクシング界で最高のボクサーの1人に敗れることになる」と断定的に予想するほどだ。
対戦相手国のブックメーカーですら勝利は揺るがないと認める井上。ゴングは2か月以上先だが、周囲は早くもヒートアップし始めている。(THE ANSWER編集部)