秋も深まり冬が近づいてくると、温かいメニューが欲しくなります。コンビニエンスストアでもいつの間にか肉まんやおでんがレジ横にならぶ季節ですが、すき家からも2017年10月18日から期間限定で「おでん」が登場。牛丼の全国チェーンとして知られるすき家が出すおでんとは一体どのようなものなのか、同時に登場した「和牛すき焼き丼」と一緒に食べてみました。

新メニュー販売開始のお知らせ(おでん) | すき家

http://www.sukiya.jp/news/2017/10/20171018-2.html

新メニュー販売開始のお知らせ(和牛すき焼き丼) | すき家

http://www.sukiya.jp/news/2017/10/20171018-1.html

すき家に到着。



席に座って注文すると、机には和牛すき焼き丼とおでんのステッカーが貼られていました。



しばらくすると和牛すき焼き丼のおでんたまごセットが到着。



おでんは、みそ汁用のものよりも一回り大きいお椀に入っていました。片手でも十分持てる大きさで、少し底が深めになっていますが、その分おでんは煮込まれており、熱々の状態で出てきました。



おでんの種は大根、さつま揚げ、こんにゃく、昆布巻、ロールキャベツの5品。一般的なおでんと比べると全体的に種は少し小さめで、一口サイズになっています。



小皿が辛子と一緒に出たので、大根を小皿にあげてみました。分厚い輪切りではなく、半円で少し薄めに切ってあります。



辛子をつけて頂きます。カツオと昆布のダシがよく染みて、箸でもすっと切れるほど柔らかに煮上がっています。



ロールキャベツは中にちゃんとお肉が入っていました。キャベツもしっかりと煮込まれていますが決してクタクタになっておらず、キュッキュッと小気味のいい歯ごたえ。



おでんは単品でも注文が可能ですが、今回のように丼物にセットでつけることができます。「おでんたまごセット」はおでんとたまごがついてきますが、「おでん3点セット」だとさらにお新香も付いてきます。お新香の酸味とおでんの甘みがあるダシはあまり合わなかったので、お新香はあくまでも牛丼に合わせるのがベター。



おでんには辛子がついてきますが、卓上の七味唐辛子を使うのももちろんアリ。



こちらは和牛すき焼き丼。肉だけではなく白菜やニンジン、ネギ、白滝もたっぷり入っています。



たまごを溶いたら、和牛すき焼き丼のお肉をつけて頂きます。肉は国産黒毛和牛を使っているということで、普通の牛丼よりも一切れのボリュームも大きく、柔らかく仕上がっています。



「すき焼き」なので味付けはかなり甘辛く、溶いたたまごを上からかけて頂くと味がよりまろやかに。また意外とおでんのやさしいダシと和牛すき焼き丼の濃い味付けはマッチしていて、おでんというよりもダシ汁たっぷりの煮物として捉えるとかなりアリ。



牛丼家さんのおでんって一体どんなものなのか……と身構えたものの、味は至って普通のおでん。甘辛い醤油ベースのダシではなく、昆布とカツオの優しいダシなのがうれしいところ。卵やはんぺんなどのメジャーどころがないのは少しさみしいですが、よくダシの染みたおでんが5品で250円はかなりリーズナブル。寒くなり始める季節に、豚汁やみそ汁の代わりとなる汁物としての活躍も期待できます。

すき家おでんは、2017年10月18日から期間限定ですが、全国のすき家店舗で単品で税込250円、またおでんおしんこセットとおでんたまごセットが税込280円、おでん3点セットが税込330円で提供されます。また同じく和牛すき焼き丼も10月18日から期間限定で、並盛りが税込690円で提供されます。