米ニューヨークで集会を開く移民救済制度「DACA」の支持者ら(2017年9月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】米国の複数の州が6日、未成年の時に不法入国する形で米国に連れてこられた80万人の強制送還猶予を定めた移民救済制度「DACA(ダカ)」の撤廃は憲法違反だとして、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権を相手取って連邦裁判所に訴訟を起こした。

 この訴訟はニューヨーク(New York)州、イリノイ(Illinois)州、ハワイ(Hawaii)州、コロンビア特別区(District Of Columbia、首都ワシントン)などの民主党の司法長官15人によって提起された。

 原告はホワイトハウス(White House)が移民救済制度の対象者の大多数を占めるメキシコからの移民を差別しており、憲法上保障された恣意的な処罰を防ぐための適正手続きを受ける権利を侵害していると主張した。

 トランプ政権は5日、バラク・オバマ(Barack Obama)前政権が打ち出したDACAを撤廃すると発表。トランプ大統領は議会に対し、DACA対象者の処遇に関する新法制定を行うよう促した。

 一方、テキサス(Texas)州が主導する別の保守的な10州は5日、2015年に提訴したDACAに対する訴訟を取り下げている。
【翻訳編集】AFPBB News