イタリアで話題の北朝鮮代表FW…アーセナルやエヴァートンが獲得を画策か

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 セリエBのペルージャに所属する北朝鮮代表FWハン・グァンソンに、プレミアリーグから熱視線が注がれているようだ。5日付のイギリス紙『サン』が伝えている。

 11日に19歳の誕生日を迎えるグァンソンは、今年3月にカリアリに加入。4月2日に行われたパレルモ戦で北朝鮮人として初のセリエA出場を果たすと、同9日に行われたトリノ戦では同国出身の選手としてセリエA初ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。

 その後、カリアリと2022年までのプロ契約を締結したグァンソンは、今夏の移籍市場でペルージャにレンタル移籍を果たす。すると、今シーズンのセリエB開幕戦となったヴィルトゥス・エンテッラ戦でハットトリックを達成。第2節のペスカーラ戦でも1ゴールをマークし、チームの開幕2連勝に貢献するとともに、セリエBの得点ランクトップに立っている。

 同紙によると、大ブレイクを果たしたグァンソンについて、アーセナルとエヴァートンが現地にスカウトを送り込んだようだ。なお、ユヴェントスも同選手に興味を示していると報じられており、今後の活躍次第では、ビッグクラブ間で激しい争奪戦が展開されるかもしれない。

 今年の6月には、カタールとの親善試合でフル代表デビューも飾っているグァンソン。北朝鮮人初の“プレミアリーガー”となれるのか、引き続き注目が集まる。

(記事/Footmedia)