カナダ・モントリオールで、警備に当たる警察官ら(2012年7月22日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】カナダ東部ケベック(Quebec)州モントリオール(Montreal)で、自転車に乗って巡回していた警察官らが、薬物所持の容疑で男2人を逮捕したところ、そのうちの1人が米国の最重要指名手配犯だったことが分かった。

 逮捕されたのはラオス国籍でカナダ在住のカタイ・カオフォーン・シチャンサ(Katay-Khaophone Sychantha)容疑者(35)。麻薬の密輸とそれに関連する犯罪に関与したとして、米国およびカナダのオンタリオ(Ontario)州で指名手配されていた。

 複数の当局者が28日に明らかにしたところによると、警察官2人が薬物所持の疑いで男2人を逮捕しようとしたところそのうちの1人が逃走。しかしすぐに捕まり警察署に連行された。

 容疑者の指紋を採取し、照合したところ、米国土安全保障省の最重要指名手配犯10人のデータベースに含まれているものと合致したという。

 シチャンサ容疑者は、米国の複数の州で合成麻薬MDMA、通称「エクスタシー(Ecstasy)」やマリフアナを流通させた麻薬密輸組織のリーダーとされる。また、米国からカナダへの現金、拳銃、コカイン、ヘロインの密輸を指示した疑いも持たれている。
【翻訳編集】AFPBB News