チェルシー、ローマからドイツ代表DFリュディガーを5年契約で獲得

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▽チェルシーは9日、ローマからドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2022年までの5年間で、背番号は2を着用する。

▽なおローマの発表によると、移籍金は3500万ユーロ(約45億5000万円)となり、パフォーマンスやチェルシーの成績によって最大400万ユーロ(約5億2000万円)の追加ボーナスが支払われる契約となった。

▽チェルシーへの加入が決まったリュディガーは公式サイトで次のように話した。

「最高の気分だよ。これだけ大きなクラブでプレーできる選手は限られているからね」

「新しいチームメイトと会うのが待ち遠しいよ。正式にチェルシーの選手になれた今の自分が誇らしいね」

▽また、チェルシーのテクニカル・ディレクターを務めるマイケル・エメナロ氏は公式サイトで次のようにコメントした。

「守備の強化という点で、これほどのクオリティを備えた選手の加入は大きい。アントニオはまだ若いがクラブでも代表でも経験は十分ある。プレミアリーグでも問題なくやれるはずだ。これまで何度か視察を重ね、今のチームに最適だと判断した」

▽シュツットガルト出身のリュディガーは、2015年夏からローマでプレー。3バックと4バックを併用するローマで最終ラインの主軸として活躍するセンターバックだ。ローマ在籍2年間で公式戦通算72試合に出場して2ゴール。昨シーズンは公式戦36試合1ゴールをマークした。

▽また、各年代のドイツ代表に選出されてきたリュディガーは、2014年5月のポーランド代表戦でフル代表デビュー。昨年にフランスで行われたユーロ2016ではメンバー入りも、怪我のため大会を欠場。今年6月に行われたコンフェデレーションズカップ2017では、4試合に出場し、ドイツの大会初優勝に大きく貢献した。