ドイツ・ブンデスリーガやイングランド・プレミアリーグの人気の秘密のひとつは、満員の観客で埋まったスタジアムの雰囲気にもあるだろう。なかでも、今季、最も空席を出していないクラブが、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンだ。

バイエルンは23日、『transfermarkt.de』による欧州主要5リーグの今季の観客動員率ランキングを明らかにした。収容7万5000名のアリアンツ・アレナを本拠地とするバイエルンだが、その動員率はなんと100%! クラブによれば、ブンデスリーガの過去173試合すべて「満員御礼」だった。


2位に続くのは、フライブルク。収容2万4000名のシュヴァルツヴァルド・シュタディオンは99.76%となる2万3942名の動員を記録している。

3位からはプレミアリーグ勢が登場。チェルシーのスタンフォード・ブリッジ(収容4万1631名のうち99.75%の4万1528名)がイングランドのトップに立ち、アーセナルのエミレーツ・スタジアム(6万260名のうち99.55%の5万9988名)、マンチェスター・ユナイテッドのオールド・トラフォード(7万5643名のうち99.53%の7万5288名)と続いた。

そのほか、6位には岡崎慎司が所属し、昨季のプレミアリーグで「奇跡の優勝」を成し遂げたレスター・シティがランクイン。大迫勇也所属のケルンが7位。そしてエヴァートン、クリスタル・パレス、ストーク・シティとプレミアリーグ勢でトップ10が締めくくられている。

上位10クラブは、すべてブンデス勢とプレミア勢で占められた。バイエルンによると、レアル・マドリーのサンチャゴ・ベルナベウは動員率80.1%の6万8446名。収容9万9354名のバルセロナのカンプ・ノウは、動員率78.5%の7万7970名とのことだ。