趣味については“旅行”だと答え、見慣れない場所に行くことを楽しんでいると答えた。さまざまな作品に出演したが、1番記憶に残っている作品として「花より男子」と「太陽の都市」を選んだ。特に「太陽の都市」は初主演を務め、嬉しい気持ちで撮影したが、撮影環境が厳しかったため、心残りも多かったという。

これからやってみたい演技については「また、オ・ヘヨン」のパク・ドギョン役をしてみたいと伝えた。「特に何も不自由しない役ですが、最初は無関心だった人が、次第に恋に落ちていく姿が印象的です。そうは見えないけれど、すごく気を使っていたり、どこか抜けているところが好きで、やってみたいと思いました。シットコム(シチュエーションコメディ:1話完結で連続放映されるコメディドラマ) も好きです。あまり型にはまった役よりは、もう少し気楽にできる、人間臭い演技がやりたいです」と付け加えた。

共演したい女優は「また、オ・ヘヨン」のソ・ヒョンジンと「恋愛の発見」のチョン・ユミを選んだ。ロールモデルとしては、チョン・ドンファンを言及し、1つの分野で長く残る人になりたいとも伝えた。

普段の性格はどうかという質問には「僕についてよく分からない方にはこまめだと思われますが、すごく抜けているところが多いです。周りからも指摘されるほど、ホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人) なところがあります。周りの人々からだらしないとチルトゥギと呼ばれています」とし、笑いを誘った。

デビュー10年を迎える彼は、特に記憶に残るファンに対して「学生だったファンがいつの間にか成人になって、結婚をして、子どもを連れてサイン会に来る方もいます。そんな方を見ると不思議です。すごい時間が経ったなと思います」と答えた。

2017年度には待っていてくれたファンのために多作する俳優になりたいと言うキム・ジュン。日本と韓国を行き来しながら、さまざまな分野で活動する彼を待っているファンに、良いプレゼントを与えられることを期待したい。