ASKA、新曲「FUKUOKA」公開 故郷を描いたバラード曲
歌手のASKAが24日、動画投稿サイトのYouTubeに、新曲を公開した。
公開した新曲は、現在制作中とされるアルバム『Too many people』収録曲の「FUKUOKA」。ASKAは同曲について「コンプライアンスのため東京のスタジオを使用することができなくなった時、僕の前に道を拓いてくれたのが、ふるさと福岡でした」と紹介している。
ASKAは24日付自身のブログに、「Merry Christmas!!!!」というタイトルで、新曲を公開したYouTubeのリンクを貼りつけるとともに、歌詞を添えた。
<つま先をコンとついて 鞄を脇に抱えて パンを頬張り駆けて行く 朝の香りが漂う駅へ>と始まる同曲は、<sweet and good memories 僕のニューシネマパラダイス>というサビを挟み、最後は<野球の話をする タクシードライバー 風が見える福岡>と紡いで、ブログには記されていないが<ありがとう>と結んでいる。
公開した新曲はバラード曲で、約4分40秒の長さ。ピアノ伴奏で、ASKAの滑らかでいて粘り気のある歌声が響く。曲の後半からは柔らかみのあるギターサウンドが入り込む。
同曲の再生回数は25日朝6時の時点で2万7000回。同曲を聴いたネットユーザーからは「たくさんの愛が詰まった FUKUOKA ですね」「真の更生、復活を願っています」「心に響く」「素晴らしい曲。貴方に薬なんて必要ない」「相変わらずの素敵な歌声」「とっても心が温まる曲ですね」などといったコメントが寄せられている。
ASKAは覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、今月19日に、嫌疑不十分で不起訴処分となった。釈放後にブログで「無罪です」と書き出し「みなさんを、最高のアルバムでお待ちします」とアルバム制作への意気込みを綴っていた。