【海外発!Breaking News】空港保安職員がセキュリティチェックで障がい者に血まみれの暴行(米)
米運輸保安局(TSA)からアメリカの空港に配属となり、搭乗者の荷物や身の回り品を厳しくチェックする係官たち。彼らについてはかねてから「態度が悪い」との声が続出しているが、そんな市民感情が激化するような事件がテネシー州で起きた。
このほどテネシー州のメンフィス国際空港で、搭乗前のセキュリティチェックに臨んだ女性がTSA職員により殴られて顔中血だらけとなり、泣きながら助けを求めるという事件が起きた。女性は19歳のハンナ・コーエンさん。メンフィスにある「セント・ジュード病院」で脳腫瘍の外科的治療を受けた後、晴れて自宅に戻るところであったという。
地元メディア『WREG-TV』が母親のシャーリー・コーエンさんとのインタビューをもとに伝えたところによれば、金属探知機を無事通過するも、さらなる検査を次々と求められたというハンナさん。うんざりしながらそれに応じていたが、彼女は聴力、視力とも片側しか機能していない上、脳機能の低下によりちょっとした問いかけにもスムーズに答えられないことがある。そんな彼女にTSA職員は厳しくあたり、逃げようとするとその頭を掴んで床にねじ伏せて殴り、空港警察に身柄を引き渡したという。
手錠とともに留置場に入れられたハンナさんへの疑いはほどなく釈放となったものの、家族は「怒りを抑えられない」としてTSA、メンフィス警察、および空港警察を提訴した。TSAの広報を担当するサリー・コシェツさんは同メディアの取材に、「身体障がいなど特別な条件下にある搭乗者は、自らセキュリティチェックの係官に事情を説明するべきなのです。またどのような検査をするのか、前もって電話などで確認してみるのも手です」との答えを返している。
出典:http://www.rawstory.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
このほどテネシー州のメンフィス国際空港で、搭乗前のセキュリティチェックに臨んだ女性がTSA職員により殴られて顔中血だらけとなり、泣きながら助けを求めるという事件が起きた。女性は19歳のハンナ・コーエンさん。メンフィスにある「セント・ジュード病院」で脳腫瘍の外科的治療を受けた後、晴れて自宅に戻るところであったという。
手錠とともに留置場に入れられたハンナさんへの疑いはほどなく釈放となったものの、家族は「怒りを抑えられない」としてTSA、メンフィス警察、および空港警察を提訴した。TSAの広報を担当するサリー・コシェツさんは同メディアの取材に、「身体障がいなど特別な条件下にある搭乗者は、自らセキュリティチェックの係官に事情を説明するべきなのです。またどのような検査をするのか、前もって電話などで確認してみるのも手です」との答えを返している。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)