都営地下鉄の車内で無料Wi-Fiを2月5日から順次提供開始!2020年までに全車両で利用可能に――NTTBPとWi2の各サービスが対応

都営地下鉄で無料Wi-Fiが順次スタート!

東京都交通局とNTTブロードバンドプラットフォーム(以下、NTTBP)、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下、Wi2)は26日、東京都交通局が運行する「都営地下鉄」の4路線(浅草線・南北線・大江戸線・新宿線)の列車内で無料の公衆無線LANサービス(いわゆる「無料Wi-Fi」)の整備を開始すると発表しています。

まずは2016年2月5日(金)に都営浅草線の1編成でサービス提供が開始され、2020年の3月までに順次全編成に導入するとしています。


都営地下鉄 浅草線

今回の無料Wi-Fiは東京オリンピックが開催される2020年を見据えた「東京都長期ビジョン」に係る事業です。そのため、訪日外国人向けWi-Fiサービス「JAPAN Connected-free Wi-Fi」(NTTBP)と「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」(Wi2)に対応します。

対応言語はNTTBPのサービスでは英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・日本語の4か国5言語、Wi2のサービスでは英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語の4か国5言語。

また、日本在住者も無料で利用でき、NTTBPでは「都営地下鉄フリーWi-Fi(FREE Wi-Fi &TOKYO)」(SSID「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」)として1日180分間まで利用できるほか、「Wi2 300」(SSID「Wi2」)も利用でき、さらに各携帯電話会社などが提供する「docomo Wi-Fi」や「au Wi-Fi SPOT」、「UQ Wi-Fi プレミアム」としても利用可能です。

なお、Wi2ではバックボーンはUQコミュニケーションズのネットワークを利用するとしています。そのため、都営地下鉄から他路線に乗り入れる車両については、乗り入れ後もバックボーンの電波状況次第で利用できるとのこと。

ただし、他路線から都営地下鉄に乗り入れる場合で、他路線の車両は今回の無料Wi-Fiの導入は対象外となるということです。

なお、導入は浅草線(27編成)から開始され、大江戸線(55編成)、三田線(37編成)、新宿線(28編成)の順番で開始される予定です。

記事執筆:memn0ck


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