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テレビ東京系のバラエティ番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(毎週金曜21:00〜21:54 ※関東は20:54〜)が番組開始10周年を迎え、12日、東京・神谷町の同局で、出演者が収録後に取材に応じた。

学校では教えてくれないような情報を、ロケを通じて調査していく同番組。司会の所ジョージは「ああ10年目だなぁっていうのはないんですよ」「毎週『これ発表しなきゃ』っていう番組じゃないんで。取材のしがいのないコメントですいません」と、長寿番組の仲間入りにも、ゆるい口調で淡々と感想を語る。

ただ今回、10周年を記念して放送される、11月27日(21:00〜22:48)の2時間スペシャルでは、所をはじめ、普段ロケに行かない面々もスタジオを飛び出しており、「みんなでロケに出て番組をやると『ああ10年目なんだな』って思うんですよ」と、多少の実感はあるようだ。

所が敢行したロケは、プロペラの風力で進むという手作りエアボートの調査。災害救助にも利用できるすぐれもので、東京・多摩川で所が試乗体験し、川で溺れる役のアンジャッシュ・児嶋一哉の救助に挑む。しかし、気温が低い中での撮影に、所は「もう撮れ高いっぱいだよっていうのに、まだ撮るんだよ!」と愚痴。その後、新宿の町工場でロケを行い、それが終わると「そっからオレ『笑ってコラえて』だよ!」と、他局の番組名を出しながらハードスケジュールを振り返り、周りの出演者たちを慌てさせた。

また、所は「(企画に)ガツンと来るものがない」というのがこの番組の長所であると主張。それゆえリラックスしてVTRが見られるため、「家で見ているのとさほど変わんないんです」と話し、メンバーたちも納得していたが、直後に「ただ違うのは、ギャラが振り込まれるということ」と発言し、またもや周囲を慌てさせた。

10周年を迎えた同番組は、『開運!なんでも鑑定団』『出没!アド街ック天国』に次ぎ、現在放送されているテレビ東京のプライムタイムの長寿番組で第3位。27日の2時間スペシャルでは、このほかにも人気企画「開かずの金庫」などを放送し、レギュラー出演者たちが次々にロケに飛び出す。