『銀河のカーテンコール』の北駒生先生による、待望の最新作『書くなる我ら』(いずれも講談社)。主人公は、小説界に熱い風を吹かせたいと望む、文芸誌「群青」の編集者・天城勇芽。ある日、編集長から若い世代向けの新文芸誌創刊の計画を聞かされた彼女は、作家集めに奔走する。そんな彼女が出会ったのは、酪農家、ミュージシャン、前科者……様々な人生を生きる小説家たち。静かに、そして熱く物語を紡ぐ「書く」人と「編む」人