柏原純一氏は西武・永射保の敬遠球を左中間席に運んだ1981年7月19日、平和台球場で日本ハム・柏原純一内野手(現・野球評論家)は離れ業を演じた。西武・永射保投手が投じた敬遠球を何と左中間スタンドに運んだのだ。誰もが予想していなかった一撃は、当時も大いに話題となったが、それにしても、なぜ、こんなシーンが生まれたのか。いったい何があったのか。あの時、柏原氏はどんな考えで打席に入っていたのか。球史に残る“敬