※この記事は2021年10月26日にBLOGOSで公開されたものです 若者の投票率低下が問題視されている。前回、前々回の衆院選で20歳代の投票率は約32~33%となり、60歳代が70%前後であることと比べると嘆きたくなる気持ちはわかる。こうした状況を受け、毎回のように「投票にいかないと高齢者が優遇される政治になる」「選挙にいかないとX円損をすることになる」といった論が展開されている。だが、政治への関心低下は若者だけ