スティーヴン・ケインは、宇宙において気候が温暖で生命の維持に適した星を擁する惑星系を探していた。ちょうど、この地球のような星である。そんな彼の目にとまったのが、太陽系からわずか32光年の距離にある「けんびきょう座AU星」と呼ばれる若年期の赤色矮星だった。「地球外生命体は、どこに存在しうるのか? 鍵を握る「ハビタブルゾーン」を巡る新たな発見の価値」の写真・リンク付きの記事はこちら「惑星系という観点で見る