新型コロナウイルスの感染拡大は子供たちにどのような影響を与えたのか。不登校や引きこもりの支援を36年以上続けている杉浦孝宣さんは「コロナを理由に休めば欠席扱いにならないという特例が『学校に行かなくてもいい』という気持ちを助長するだけでなく、不登校から立ち直る機会を奪っている」という――。※本稿は、杉浦孝宣×NPO法人高卒支援会『不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から』(光文社新書)の一部