「天使の分け前」をご存じだろうか?ウイスキーやブランデー、ラム酒などの一部の蒸留酒は、蒸留後、木製の樽の中で熟成される。熟成期間は数年から数十年とかなり長いのだが、この過程で樽の中の原酒は徐々に蒸発してしまう。つまり、熟成を終えたころには樽の中の酒の量は減ってしまっているのだ。この減ってしまった分を、「天使の分け前」と呼ぶらしい。2020年8月2日、次のような写真がツイッターに投稿され、話題となっている