朝鮮半島では昔から犬は食用として飼われてきた。韓国では、昨年の調査で約半数が犬肉の食用に反対するなど、犬肉を嫌う空気が高まりつつあるが、北朝鮮では重要な家畜の一つで、犬肉料理コンテストも開かれるほどだ。そんな北朝鮮では、越冬準備を行う今頃の季節になると、当局から「犬の毛皮を納めよ」という「課題」が下される。つまりは供出命令だが、それが庶民の大きな負担になっていると、両江道(リャンガンド)のデイリー