2018年に検挙されたサイバー犯罪の件数は、9040件と過去最高になった。「不正指令電磁的記録に関する罪」(通称ウイルス罪)の摘発は68件。前年よりも7件減少しているが、2014年の2倍以上だ。一方、「ウイルス」の定義や摘発の根拠が曖昧であり、処罰対象が拡大する恐れがあるとして、エンジニアや専門家から懸念の声が出ている。無限にアラートが出るページへのURLを書き込んだ男性が、不正指令電磁的記録供用未遂の疑いで書類送