東京医大の不正入試問題で、性別を理由に不利な取り扱いをされたとして、不合格だった元受験生の女性36人が受験料の返還や慰謝料を求めている裁判の第1回口頭弁論が6月7日、東京地裁で開かれた(谷口安志裁判長)。東京医大側は争う姿勢を示した。この日は、原告の1人で、東京医大を3回受験したが不合格だったという20代女性が意見陳述を行った。女性は幼い頃から医師になる夢を持ち、現在も受験勉強を続けているという。陳述では