出光興産の公募増資をめぐり、出光昭介名誉会長ら創業者が東京地裁に新株発行の差し止めを求める仮処分を、2017年7月4日に申し立てた。出光興産が5日、発表した。同社は7月3日に開いた取締役会で、公募による普通株式 4800 万株の発行を決めていた。創業家、「著しく不公正な方法による発行」と主張出光興産によると、創業家の申し立ての理由は「現経営者の支配権維持を主要な目的としてなされたものであり、著しく不公正な方法に