ザッケローニ、本田について語る「ミランに重要な存在だと信じている」

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 26日、前日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、ミランに所属する日本代表MF本田圭佑について語った。

 ザッケローニ氏はミランのクラブ公式チャンネル『ミラン・チャンネル』でのインタビューで本田について「優れた人格とテクニックを持った偉大なプレーヤーだ。彼は多くの役割をこなし、チームを引っ張り、素晴らしいシュートを撃てる。私は彼がミランにとって、重要な存在だと信じている」と語り、今夏のブラジル・ワールドカップまで4年間をともにした愛弟子への変わらぬ信頼を明かしている。

 さらに、「ここ数年、本田のフィジカルコンディションは万全ではなかった。足は少し遅いが、彼は物事を素早く実行でき、それが最も扉に近づかせている。彼はストライカーの背後でプレーするには理想的な存在だ。しかしサイドも高いレベルでこなし、即座にボールを奪いにいける。彼は監督とよく話し、自分が何を求められているのか正確に知ろうとする。今シーズンはほぼ最初から準備できるのだから、それが有利に働くだろう。私は今シーズン、彼が上手くいくと確信しているよ」と評価している。

 また獲得が噂されるチェルシー所属のスペイン代表FWフェルナンド・トーレスについて聞かれると「トーレス?最近の彼についてはあまり知らないが、どのストライカーでも、周りで誰がプレーするかも重要だと思う。ミランに来るすべての選手は高いモチベーションを備えてるしね」と話している。