巨大な空洞のある高層ビル
今回は巨大な空洞のある高層ビルを集めてみました。それではサクサク紹介して行きましょう。 まずは箱崎JCT近くの隅田川沿いに建つ「リバーサイド読売ビル」(地上20階、高さ99.85m)です。空洞の両側が賃貸マンションで、空洞より上がオフィスビルとなっています。
お台場の奥の方に建つ「テレコムセンタービル」(地上21階、高さ99m)です。オフィスビルですが21階には有料の展望台があります。
品川駅から海側に少し歩いたところの高浜運河沿いに建つ「リバージュ品川」(地上16階)です。これは写真左側が事務所棟、右側が高級賃貸マンションとなっています。超高層ビルと呼べるような高さはありませんが、巨大な空洞があることでかなりの存在感があります。
田町駅近くに建つ「NECスーパータワー(日本電気本社ビル)」(地上43階、高さ180m)です。ビルの真ん中よりちょっと下の方に大きな空洞があります。これはビル風を防ぐための風穴です。
※このビルは地上から見上げてもこの空洞はわかりません。これは某タワーマンションの内覧に行ったときに撮影したもので、「みちくさ」ついでに見ることが出来るスポットはないかもしれません。
大阪駅近くに建つ「梅田スカイビル」(地上40階、高さ173.05m)です。この超高層ビルに関しては空洞と言っていいのかわかりませんが、最上階の展望台部分には丸い大きな穴も開いています。その丸い穴を通っている2本の通路のようなものはシースルーのエスカレーターです。みちくさ学会には「エスカレーター」のカテゴリもありますが、自分の一番好きなエスカレーターはコレです。
上に書いた「梅田スカイビル」の展望台から大阪市街を眺めると、道路が貫通しているビルが見えます。これは「TKPゲートタワービル」(地上16階、高さ71.9m)というビルで、ビルの5〜7階部分を高速道路が貫通しています。その5〜7階部分の入居者は「阪神高速道路」となっているのですが、事務所などはありません。
中国なんかに行くと風水の関係で穴が開いているビルがたくさんありますが、日本だと空洞のあるビルはまだまだ少数派です。今後もこういった空洞のあるビルは増える気はしないですね。
今回から地図を用意しました。近くに行く機会があれば是非「みちくさ」してみて下さい。
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