お盆の帰省は、妻が「新幹線のほうが楽」と譲りません。東京から大阪まで家族4人だと往復「10万円」近くかかるため、私は車で節約したいのですが、実際の費用はどれくらい違うのでしょうか?
家族4人で東京~新大阪を新幹線で往復すると約9万円かかる
今回は、大人2人、小学生2人が東京駅から新大阪駅まで東海道新幹線「のぞみ」の指定席を利用するケースで試算します。
繁忙期料金では、片道の運賃・料金は合計4万4740円、往復では8万9480円となり、約9万円の交通費が必要です。
新幹線は約2時間30分で到着できるため、小さな子どもがいる家庭でも移動時間を短縮できます。また、運転する必要がなく、車内で食事や休憩ができる点も大きなメリットです。
一方で、交通費は家族の人数が増えるほど高くなります。宿泊費や帰省先での出費も考えると、交通費だけで家計への負担を感じる家庭も少なくないでしょう。
車移動は交通費を抑えやすい一方、見落としがちな費用も
車で東京から大阪まで移動する場合、主な費用は「高速道路料金」と「ガソリン代」です。
東京から大阪までの高速道路料金は、利用するルートや割引の適用状況によって異なりますが、通常料金の目安は約1万円です。各種割引を利用できる場合は費用を抑えられる可能性があります。
ガソリン代は、走行距離約500キロメートル、ガソリン価格170円/リットルとした場合、燃費20キロメートル/リットルの車なら片道約4300円となる計算です。
これを基に計算すると、片道の交通費は次のようになります。
・高速道路料金:約1万円
・ガソリン代:約4300円
・合計:約1万4300円
往復では約2万8600円です。
新幹線の往復約8万9480円と比較すると、約6万円の差になります。
ただし、この金額は交通費だけを比較したものです。車の場合は、渋滞による燃費の悪化やサービスエリアでの食事代、駐車場代などが追加で発生することがあります。そのため、実際にはもう少し費用が増える可能性があります。
費用だけで決めないことが大切。時間や疲労も比較しよう
車の最大のメリットは、人数が増えるほど1人当たりの交通費を抑えられることです。また、大きな荷物を積み込めるため、お土産やベビーカーなどを持ち運びやすい点も魅力です。
一方で、お盆は全国的に高速道路の渋滞が発生しやすく、通常で約6~7時間の道のりが10時間以上かかることもあります。長時間運転が続けば、運転手の疲労も大きくなります。
新幹線なら渋滞の影響を受けにくく、ほぼ予定どおり到着できます。小さな子どもが車内で眠れれば、到着後すぐに行動しやすいというメリットもあります。
「少しでも交通費を抑えたい」という家庭なら車が有利ですが、「移動中の負担を減らして帰省先でゆっくり過ごしたい」という場合は、新幹線を選ぶ価値は十分にあります。
まとめ|家族構成や旅行スタイルに合わせて選ぶのがおすすめ
今回の条件では、新幹線の往復料金は約9万円、車は約3万円となり、交通費だけを見ると車のほうが約6万円安くなります。
しかし、車には渋滞や長時間運転による疲労があり、新幹線には短時間で快適に移動できるというメリットがあります。
交通費だけでなく、移動時間や家族の体力、子どもの年齢、帰省後の予定なども含めて考えることが大切です。家族全員が無理なく移動できる方法を選べば、お盆の帰省をより快適に楽しめるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

