堂安律、長友佑都は「絶対必要だった」 大先輩に思い「言うんちゃうかってヒヤヒヤ」
ブラジル戦は右サイドで先発し後半21分までプレー
サッカー日本代表は現地時間6月29日、北中米共催ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と対戦し、1-2で逆転負けを喫した。
右ウイングバックとして先発出場したMF堂安律は試合後、チームを精神的支柱として支え続けたDF長友佑都の去就について「言うんちゃうかってヒヤヒヤしてました」と笑顔を交えて語り、大先輩への思いを明かした。
グループリーグを突破した日本は、強豪ブラジルを相手に立ち上がりからハイプレスを見せつつ、コンパクトな守備ブロックを形成した。堂安はDF冨安健洋とともに、ブラジルのFWヴィニシウス・ジュニオールを中心とする左サイドの攻撃に対応。前半29分にMF佐野海舟のゴールで先制し、リードを守って後半を迎えたものの、後半11分に同点に追いつかれた。堂安は後半21分までプレーして退いたが、チームは後半アディショナルタイムに痛恨の逆転ゴールを許し、ラウンド32で大会を後にすることになった。
敗戦の悔しさが残るなか、堂安はピッチ内外でチームを鼓舞し続けた長友の存在感に言及した。「次、目指すって言ってなかったですか?」と記者に逆質問し、長友自身が今後の代表活動について「白紙」と語っていたことを知らされると、「次を目指すって言うんちゃうかってヒヤヒヤしてました」と冗談めかして笑いを誘った。また、「いろいろ彼が入って選ばれていろんな賛否があったっていうのも聞きますけど、彼はもう絶対必要だったんで、このチームに。大会が終わってから改めて感じるし、彼のいない今のチームなんて想像もできない」と、その計り知れない貢献度を強調した。
今大会、チームの魂として躍動した長友の姿に「あの人の存在で、なんか行けるんじゃないかと思わせてくれる。人間的にも本当に大好きな先輩なんで、ついていきたいなと思います」と語った。今後自身が長友のような役割を担っていくことについては「あのエネルギーはなかなか継承できないですあの人みたいには本当になれない」と率直な思いを吐露。「自分自身、自分が感じるチームのためにと思うことを必死にやるだけなんで。誰かの真似する気はないです」と、自身なりのリーダーシップでチームを牽引していく覚悟を示した。
森保一監督のもとで長年主力を担ってきた堂安だが、この日は勝利に届かず、決勝トーナメント1回戦の壁にまたしても阻まれた。次回のW杯に向けた意気込みを問われると、「今はちょっと。相当な熱量が必要なことはわかってるんで。はっきりと目標設定ができたら、みんなの前で伝えようかなと思います」と口にした。(FOOTBALL ZONE編集部)

