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 巨人・阿部慎之助監督(47)が24日、大勢投手(26)とライデル・マルティネス投手(29)の開幕不在を覚悟した。ともにWBCに出場して前者は調整途上、後者は来日していない。昨季王者の阪神を本拠地に迎える27日からの開幕3連戦では「勝利の方程式」が日替わりの見通し。育成から支配下枠に昇格させたエルビス・ルシアーノ投手(26)を抑えに抜てきする可能性もある。

 日替わり勝利の方程式もやむを得ない。阿部監督は東京ドームで練習後、昨季8、9回を担った大勢、マルティネスについて「2人がいない想定で臨みたい」と腹をくくった。

 キューバ代表のマルティネスはイラン紛争の影響で航空網が混乱したこともあって、きょう25日に母国から来日見込み。連絡は取り合い「練習はずっとやっているみたい。キューバが停電で大変みたい。ライデルは家に発電機があるけれど」と近況を明かした。

 大勢は、25日に侍ジャパンから合流後初めて1軍でライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。2軍戦に登板してから出場選手登録の可否を判断する。両投手とも万全の調整を済ませてから昇格させる方針だ。

 阿部監督は開幕時の救援陣を9人と構想。現在1軍には昨季50試合以上登板した中川、田中瑛、船迫を含む日本人8人、バルドナードとルシアーノの外国人2人がいる。オープン戦直近4試合で9回に登板したルシアーノの抑え起用について「そうなるかもしれませんし、日替わりかもしれない。みんなで乗り越えていくしかない」と考えを巡らせた。

 背番号48に決まったルシアーノはキャンプから1軍に同行し、オープン戦7試合で6回1/3を1安打無失点、2セーブ。支配下選手登録を勝ち取り「チーム、監督が必要としている場面でどこでも投げる」と意気込んだ。

 開幕3連戦にはドラフト1位・竹丸(鷺宮製作所)、前楽天のハワード、同3位・山城(亜大)の新戦力3人が先発する見通し。先発も救援も新布陣で阪神を迎え撃つ。(青森 正宣)

 ≪阿部監督「最後まで声援を」≫都内ホテルで激励会が開かれ、阿部監督が約1400人の参加者の前で「僕もファンの皆さんと同じぐらいジャイアンツが勝ってほしい、勝ちたいと思っています。最後まで声援を頂けたらと思います」と呼びかけた。2年ぶり優勝を目指す今年は60年に一度の丙午(ひのえうま)。山口寿一オーナーは前回66年が日本一だったことを引き合いに「自信を持って取り組めば大きな成果をつかめる年」と期待した。