藤原紀香とお笑いタレント・陣内智則の衝撃的な結婚が記憶に新しいが、2007年はキャリア志向・上昇志向があると思われていた女性が、自分よりも所得・将来性、さらには身長までも低い男性と結婚してしまう、というパターンが急増するだろう。

負け犬と呼ばれてしまうのは、30代、未婚、子ナシという条件に当てはまる方々。仕事が好きで頑張っている彼女たちはお金もキャリアもそこそこあるがゆえに、自分よりもステータスの高い男性と結婚しなくてはいけないのではないか、本当はダンナさまに食べさせてもらったほうが幸せなんじゃないか、という観念にとらわれがちだった。

そんな観念を、紀香の「(陣内は)自分が自分のままで、ありのままにいられる存在。気付いたら自然に好きになっていました」というコメントが打ち砕いたに違いない。強がらなくても、高いステータスを無理して求めなくても、安らぎさえあれば良いのだと。

また、条件で男性を選ばない自分が、「懐の深い女」だと思えることがプライドをくすぐることもあるだろう。男性にあらゆる条件を求めて結婚した若いコなんかよりも、女として私の方が上だわ・・・と。こんな具合に、「格上な女」になれた感じがするということも、キャリアを積んだ彼女たちには魅力と映るかもしれない。

これまでは男性に対して女性の年収が低いという意味での「下方婚」が主だったが、今後は小金持ち負け犬の間で、この逆パターンの「下方婚」、「下方愛」が増殖するはずだ。

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