トヨタ 「異例の謝罪文」を公式Xで投稿 その内容は“キャラ愛が足りなかった”語尾がないと魅力半減?
口調の再現は大事!
口調に違和感があり改善版を投稿
トヨタ自動車の公式Xは2024年11月13日、自社メディア「トヨタイムズ」で投稿したBEV、HEV、FCEVの比較動画についての謝罪文を投稿しました。
新型クラウンのFCEV仕様(画像:トヨタ)。
その謝罪とは、テキスト読み上げに起用したキャラクター「ずんだもん」の口調に違和感があるというものでした。
「ずんだもん」は、テキスト読み上げソフト「VOICEVOX」で使える音声のひとつで、元々は東北地方の応援キャラクター「東北ずん子」の関連キャラクターとなっています。
話す際、語尾に「○○なのだ」「○○のだ」と付けるのが特徴ですが、「トヨタイムズ」で最初に投稿した動画の「ずんだもん」は、この特徴的な口調ではなかったため、改めて付け足したとのことです。
今回の件に関してトヨタ公式Xは「ずんだもんの口調に違和感があるというコメントをたくさんいただきました」「大変申し訳ございません。ずんだもんへの愛が足りませんでした」と謝罪しました。
公式Xでは謝罪文とともに改善版の動画も投稿しており、「これらはちゃんと比較できるんだ」「忘れちゃいけないけどね」といった当初のセリフが、改善版では「これらはちゃんと比較できるのだ」「忘れちゃいけないのだ」と、「ずんだもん」らしい語尾に直されているのが分かります。なお、動画内では他にVOICEVOX「四国めたん」も喋っていますが、そちらの方の修正も若干入っています。
この謝罪投稿を受け、Xでは「お客様を大切にされてますね。問題解決プロセスを辿って対策されたんでしょうか?」「作り直しにも時間と労力がかかるだろうに…偉いです!ずんだもんとめたんちゃんへの愛を感じる動画になりましたね!」といった称賛コメントのほかにも、「改めて説明されるとガソリンの利便性が良すぎる。EVをガソリン車と同じくらい普及するにはまだまだ時間かかりそうですね」「めちゃ面白かった、トヨタだからこそできる比較内容でタメになったなぁ」といった動画の内容に関しての言及もありました。