フィギュアNHK杯の表彰式【写真:荒川祐史】

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NHK杯3位表彰台の青木祐奈

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日まで、東京・代々木第一体育館で行われた。米国代表でソチ五輪団体銅メダリストの名手アシュリー・ワグナーさんは自身のSNSを更新し、NHK杯について言及。日本の遅咲きの逸材の名をあげて、絶賛している。

 覚悟を決めた滑りが目に留まった。ワグナーさんは、自身のXに「NHK杯について…ユナ・アオキは、この新しい世代で最も素晴らしいスケーターかもしれない」と投稿。合計195.07点で、3位に入った22歳の青木祐奈(MFアカデミー)の名前をあげた。

 青木は、大学最終年だった昨シーズン限りで一度は引退を考えていたが、昨年のNHK杯で日本勢最上位の5位となったことを受け、翻意して現役を続行。覚悟を決めて挑んだシーズンで初のGPシリーズ表彰台を獲得し、今後の飛躍が期待されている。

 この投稿には海外ファンも反応。「彼女は自分でプログラムの振り付けをしているの! 驚かされるわ」「彼女はこの上なく素晴らしい。音楽性は完璧だし、スケートの技術は美しい。彼女のおかげで、またスケートを見るのが好きになった」「彼女は本当に新鮮な存在だ。この大会で一番のお気に入り」「彼女の音楽的才能は完璧を超えている。一日中彼女を見ていられるわ」など、同意する声が多数届いていた。

(THE ANSWER編集部)