【写真:徳原隆元】

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柏を1-0で撃破

 浦和レッズは10月23日にJ1リーグ第25節の延期試合で柏レイソルと対戦。

 ほぼラストプレーで劇的なPK判定となり、FWチアゴ・サンタナが決勝ゴールを奪い1-0で勝利して連敗を4でストップした。

 この試合は当初8月に予定されていた試合が雷雨で延期になったもの。ともに勝ち点39で降格圏の直上で暫定16位と同17位に位置する両者の決戦は、ともに得点を奪えずに後半アディショナルタイムへ。

 表示の5分も過ぎようかというところで浦和は左サイドからペナルティーエリア内へ侵入。MF関根貴大のパスを受けたFWチアゴ・サンタナが中央へ入れたところ、DF立田悠悟がブロックした。福島孝一郎レフェリーは迷いながらもコーナーキックを指したが、浦和の選手たちは立田の手にボールが当たったと主張。騒然とする中でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、オンフィールドレビューが実施された。

 その結果、判定はPKに変更された。これをサンタナがゴール右に蹴り込んで浦和が先制。直後にタイプアップの笛が鳴り、劇的な決勝ゴールにより大一番は浦和が勝利して連敗を4でストップし、5試合ぶりの勝ち点3を手に入れた。(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)