大谷のライバルは第1打席で凡退 パドレス・アラエス空振り三振で打率・3133
◇ナ・リーグ パドレスーダイヤモンドバックス(2024年9月29日 フェニックス)
パドレスのルイス・アラエス内野手(27)が29日(日本時間30日)の敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・一塁」で先発出場し、初回の第1打席は空振り三振だった。
試合前まで打率2位のドジャース・大谷翔平投手と4厘差の打率・314(・3138)でナ・リーグトップに立つアラエス。前日の同戦は「休養日」として代打待機も欠場。この日、もしも欠場した場合は大谷が逆転するには5打数4安打か4打数4安打が必要という高いハードルで、アラエスの3年連続首位打者はほぼ確実となっていた。
それでも、この日は「1番・一塁」で先発出場。現在シーズン199安打で2年連続200安打に王手としているアラエスは初回の第1打席で簡単に2球で追い込まれると、1ボール2ストライクからの5球目の低めに外れるカーブを捉えられず空振り三振に倒れた。
この凡退で打率・3133としたアラエス。もしも1打数無安打で交代となった場合、大谷は3打数3安打か6打数4安打で同率となり、ナ・リーグ87年ぶりの3冠王となる。