バルセロナのGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが19日に敵地で開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第1節モナコ戦(●1-2)後、MFエリック・ガルシアの退場シーンについて言及した。スペイン『バルサ・ユニバーサル』が伝えている。

 テア・シュテーゲンは前半10分、自陣からのビルドアップでE・ガルシアにつなごうとしたが、これを狙っていたMF南野拓実にカットされ、南野を倒したE・ガルシアが一発退場を命じられた。

 数的不利に陥ったバルセロナは先制を許した後にMFラミネ・ヤマルのゴールで一時同点としたものの、モナコに勝ち越し弾を献上。ラ・リーガ開幕5連勝で首位を快走する中、欧州CLは黒星スタートとなった。

 同メディアの公式X(旧ツイッター/@BarcaUniversal)によると、テア・シュテーゲンは試合後のインタビューで「僕とエリックは、プレー中にお互いのことを理解していなかった。エリックには申し訳ない。僕たちに起こるべきではなかったことが起こったが、それがサッカーだ。僕らは10人でのチャレンジに立ち向かった」とコメント。双方に問題があったことを指摘しつつ、チームメイトに謝罪している。

 また、ハンジ・フリック監督は「もし我々が11人だったら、同じ試合にはならなかったと思う。レッドカードは受け入れるしかない。私にはどうすることもできない。変えることはできない」と語り、「まだチャンピオンズリーグは続く。残り7試合。目標は必ず達成する」と巻き返しを誓った。

※南野拓実の退場誘発シーンは0:18〜