タマホームスタジアム筑後でフリー打撃を行ったソフトバンク・柳田悠岐

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 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が20日のウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(タマ筑後)で、右太もも裏肉離れを発症した5月31日のセ・パ交流戦、広島戦以来となる実戦復帰を果たす。19日はタマホームスタジアム筑後でフリー打撃などを行い最終調整。「うぉりゃ〜」と、雄たけびを上げながら柵越えを重ねた。打撃の感触について問われると「いや、いいッスよ」と笑顔を見せ、DHで2打席立つ予定の当日の目標として「ヒット1本!」と言い切った。

 柳田の現在地について、森山リハビリ担当コーチは「仮免許取得」と表現した。約4か月に及ぶリハビリを自動車免許取得に見立てて、1軍復帰へのシミュレーションは最終段階だとした。今後は路上教習…ではなく、試合出場、医師による診断、コーチ陣らとのフィードバックを複数回重ね、クライマックス・シリーズ(最終Sは10月16日開幕)を含むポストシーズンでの本格的な戦線復帰を目指すことになる。