感情表現豊かなインザーギ監督。(C)Getty Images

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 現地時間9月18日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節で、インテルはマンチェスター・シティと敵地で対戦。一昨季の決勝では0−1で敗れており、リベンジを狙ったが、最後までゴールを奪えず、0−0で終わった。

 主導権こそプレミアリーグ王者に握られたものの、セリエA覇者は速攻を中心に何度か絶好機を作った。ただ、途中出場のヘンリク・ムヒタリアンが、ペナルティエリア内で放ったダイレクトシュートをクロスバーの上に外してしまうなどし、フィニッシュの精度を欠いた。

 UEFA公式サイトによれば、シモーネ・インザーギ監督は試合後、「(マッテオ・)ダルミアンになぜシュートを打たなかったのか聞いたが、背後から(ニコロ・)バレッラの声が聞こえたと言っていた。それよりもムヒタリアンがゴールを決められず腹が立った。絶望したよ!彼が得点すると思っていたんだ」と悔しさを露わにした。
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 一方で、感情表現豊かなイタリア人指揮官は、選手たちに労いの言葉も寄せた。

「『よくやった』と伝えたよ。彼らは優れたパフォーマンスを見せてくれた。マンチェスター・シティの実力はみんな知っているから、素晴らしい試合をするためには、あらゆる手段を尽くさなければならないと分かっていた。その通りにできたよ。良いチャンスもいくつか作れた。チームとして上手く機能すれば、誰にとっても難しい試合にできる」

 インテルは中3日で行われるセリエA第5節で、ミランと相まみえる。宿敵とのダービーではチャンスで決めきり、勝利を掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部