力投するオリックス先発の宮城=15日、京セラドーム

写真拡大 (全2枚)

 オリックスの宮城は熱のこもった121球で8回無失点。

 速球が抜群で9三振を奪い、ピンチでも球威で押した。七回2死満塁では今宮を内角の147キロで中飛に。首位ソフトバンクを相手に意地を見せ、「前回は八回途中で降りて悔いが残った。投げ切れたのでよかった」と納得した。

 登板前には、今季限りで現役を退くT―岡田と安達の登場曲を使用。粋な演出に、「後輩にできることはこれくらいしかない」と説明した。同じ沖縄県出身で引退を発表した比嘉については、「寂しい。誰もがお父さんやお兄ちゃんと感じるような性格。見習いたい」と惜しんだ。