ブルワーズのウイリー・アダメス内野手【写真:ロイター】

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ブルワーズのアダメスが107打点で大谷を抜く

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は、14日(日本時間15日)のブレーブス戦を終え47本塁打、104打点。両部門のタイトルを争っている。2位のマーセル・オズナ外野手に10本差をつけてトップの本塁打部門はともかく、打点部門の争いは激しい。同日にはブルワーズのウイリー・アダメス内野手が2発5打点の大爆発でナ・リーグトップに立った。新たな“ライバル”はいったいどんな男なのだろうか。

 アダメスはこの日、敵地ダイヤモンドバックス戦に「5番・遊撃」で先発出場すると、2回に31号満塁弾、4回に2打席連発の32号ソロを放った。2本塁打5打点の活躍で今季107打点とし、104打点の大谷を抜いてナ・リーグトップに立った。

 昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にドミニカ代表として出場した29歳は、2012年にタイガースと契約しプロ入り。レイズを経て2021年シーズン途中からブルワーズでプレーしている。2022年に残した31本塁打、98打点がこれまでの最高で、すでに両部門で自己新をマークしている。遊撃を守りながら過去3年は140試合前後に出場。今季もリーグトップの148試合に出場しているタフネスも魅力だ。

 本塁打と打点の両部門で大谷とタイトルを争ってきたオズナ(ブレーブス)は、9月に入ってから打率こそ.286ながら本塁打も打点もなく、37本塁打98打点で停滞中。本塁打は2位、打点も3位だ。50本塁打50盗塁への挑戦とともに、初の打点王へ向けての争いも見逃せない。

(THE ANSWER編集部)