スポニチ

写真拡大

 タレント中居正広(52)が、8日放送のフジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜後9・00)にMCとして出演し、出演作をめぐる“大人の事情”について、ゲストの脚本家・三谷幸喜氏(63)に謝罪する場面があった。

 三谷氏が中居と過去に会った時の思い出をトーク。TBS系「情報7daysニュースキャスター」に出演する直前の三谷氏の元を、中居が訪ねてきたという。「直前に控室にいたら突然、いらっしゃって。メークとかしていたら突然、ここ(横)にいて。“どうも”って」。ちょうど中居が体調不良による長期休養明けだったようで、「最初、分からなかったんですよ」と打ち明けた。中居も「やせちゃってたから」などと説明した。

 中居はSMAP時代、三谷氏が脚本を担当した人気ドラマ「警部補 古畑任三郎」の特番にメンバー5人で出演した。中居は「そうだ、謝らなきゃいけない。『古畑―』の黒塗りの件、何かすみませんでした」と、突然神妙な面持ちで頭を下げた。スタジオは大爆笑に包まれた。

 同作が放送されたのは99年。メンバー5人が犯人役という思い切った設定で当時、大きな注目を浴びた。その後、グループは16年をもって解散した。今年6月に同シリーズが再放送されたが、その際に映った過去の犯人写真が、SMAPのところだけ黒塗りにされていた。

 突然、切り出した中居に、三谷氏は「その話、する?」とびっくり。中居が「何で僕が謝らなきゃいけないんですか?」とボケ気味に話すと、三谷氏は「僕も謝らないですよ!」と返答した。さらに中居が「俺関係ないじゃないですか!された方だよ!」と声を荒らげ、スタジオには爆笑が起きていた。

 黒塗り問題をめぐっては、7月の同局定例会見でも質問が飛んだ。矢延隆生専務取締役は「当社の放送対応で視聴者の、関係者の皆さまにご迷惑、ご心配をおかけいたしました。制作の詳細についてはお答えを控えさせていただきます」と、詳細は語らなかった。

 黒塗りに至った経緯については「事務所から要望ではありません」と明言。「TVerでは加工せずに配信することになりました」と報告した。