「お・も・て・な・し」11年前の2013年9月8日は2020年五輪の東京開催が決定した日！【当時を振り返る】
何気なく過ごしている今日も、過去には何かが起きている日です。当時のニュースを振り返ってみましょう。
2020年五輪、56年ぶり2回目の東京開催が決定
11年前の2013年9月8日、2020年五輪の東京開催が決定されました。アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された国際オリンピック委員会の総会にて、開催都市に立候補していたトルコのイスタンブール、スペインのマドリード、そして東京の3都市に対して、委員による投票が行われました。
東京とイスタンブールによる決戦投票で東京が過半数を集め、1964年10月に開催されて以来、56年ぶり2度目の開催都市に選ばれました。
冬季の1972年札幌五輪と1998年長野五輪も含めると、日本では4回目の開催となりました。
「お・も・て・な・し」が話題に
投票の前に実施された立候補都市による最終プレゼンテーションでは、当時の安倍晋三首相が懸念の広がっていた福島第一原発の汚染水問題について「アンダーコントロール（制御下にある）」とアピール。また、滝川クリステルさんはフランス語でスピーチを行い、日本の治安の良さや人々の親切さを熱弁。
日本語ではこの一言で表現できると、身振り手振りも交えて表現した「お・も・て・な・し」のフレーズが国内でも話題になり、同年の流行語大賞にも選ばれました。
11年前の今日、あなたは何をしていましたか？ この機会に、振り返ってみてはいかがでしょうか。
この記事の筆者：石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。
(文:石川 カズキ)
