いつも買っていたお菓子が「ステルス値上げ」で開封してビックリ!量が減ったりサイズが小さくなったりしているのを見分ける方法はありますか?

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2021年後半から始まった物価高により、商品の値上げが続いています。しかし、値段は変わっていなくても容量が減っている「ステルス値上げ」をしている製品も珍しくありません。パッケージを開けて容量が減っていれば、ガッカリすることでしょう。 「ステルス値上げをしている製品を見分けたい」「ステルス値上げをしている製品を避けたい」といった意見も多いでしょう。そこで本記事では、ステルス値上げを行っている製品の見分け方を紹介します。

ステルス値上げの見分け方

 
ステルス値上げをしているかどうかは、パッケージに記載されているグラム数や本数を確認すれば分かります。以前と比べてグラム数や本数が減っていれば、ステルス値上げをしています。
また、パッケージが変更されていたり、「より使いやすくなりました」などの宣伝が行われていたりする場合も、ステルス値上げをしている可能性があるでしょう。パッケージを新しくして内容量が減ったことがわかりにくくすることで、ステルス値上げを目立たなくしていることがあります。
このほか、近年はSNSでもステルス値上げに関する書き込みが発信されたり、ステルス値上げをしている製品をまとめたWebサイトなども登場したりしています。しかし、必ずしも発信された情報が正しいとはかぎらないので、気になる人は自分で確認しましょう。
 

ステルス値上げをしていない商品を選ぶポイント

 
値上げを発表すると消費者が離れる」「値段がそのままのほうがイメージがよい」といった理由で、ステルス値上げが行われている商品はたくさんあります。しかし、消費者からすれば「パッケージを開けて中を見るとガッカリする」「損をした気分になる」といった方も多いでしょう。
本項では、ステルス値上げをしていない商品を短時間で選ぶポイントを紹介します。
 

値上げを公表している製品を購入する

企業や商品のなかには、値上げを公表している製品もあります。値上げをしている商品なら、容量はそのままの場合が多いです。「多少値上げをしても、同じ容量の商品が欲しい」といった容量を重視する場合は、値上げを公表した製品を選びましょう。容量によっては値上げをしていても、ステルス値上げをした製品よりお得な可能性もあります。
また、近年は容量を一目で分かるくらい減らして、値段も下げた商品も出てきました。容量が減っていることが分かれば、パッケージを開けてガッカリすることもないでしょう。一人暮らしを始めたときなど、少量のほうが使いやすい場合もあります。
 

PBなど正当な理由のある安価な商品を選ぶ

 
プライベートブランド(PB)などメーカー品に比べて値段をおさえやすい製品も、ステルス値上げされる可能性も低めです。また、商品によってはPBのほうが同じ値段でも容量が多い場合もあるでしょう。
特定のメーカー品の味がとても気に入っている、季節限定の製品が欲しいといった理由がなければ、あえてPBを選ぶことで食費を節約できる可能性があります。ただし、PBもストレス値上げをしないとはかぎりません。パッケージがリニューアルされた場合などは、容量をチェックしてみましょう。
 

ステルス値上げの有無は製品の容量を比較して判別しよう

 
物価高が続く現在、商品の値段に敏感になる方が増えています。「少しでも安く商品を買いたい」といった方も多いでしょう。そのため、企業も値上げしにくくなっているかもしれません。
しかし、ステルス値上げをした商品を選ぶなら、値上げして容量そのままの製品を選びたい方もいるでしょう。ステルス値上げをした製品を見抜くならば、パッケージに書いてある容量を確認するのが確実です。特に、パッケージをリニューアルした場合や、「より使いやすく」「少人数家庭向けになった」などの宣伝が行われたときなどに、容量をチェックしてみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー