千鳥・かまいたち 4人の冠番組『千鳥かまいたちアワー』（日本テレビ系 毎週土曜よる11時30分）。8月17日（土）放送には、前回に続きNEWSが登場！「もしサラリーマンだったら誰が一番出世するのか選手権」後半戦の模様をお届けした。

NEWSチームと、大悟＆かまいたちチームが対決する形。ここまで2ステージを終え、後半戦となる第3ステージは大悟vs増田貴久の対決。テーマは「暗い飲み会を盛り上げろ！落ち込む社長と部長を励ます超難関ステージ」。ベストセラー『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんによると、暗い飲み会の盛り上げ方ポイントは「伝えたいことのあえて反対の言葉から始めてあげる」ギャップ法を使うことが重要とのこと。

まずは増田が挑戦。居酒屋の店内をイメージしたセットで、社長と部長と3人で飲む増田。社長は「しばらくこういう飲み会はできないかもしれないんだ。この夏うちの業績が悪くてな」、部長は「私も楽しめる状況じゃないんですよね。毎日怒ってばっかりですよ。部下のためを思って言ってるんですけどね。言えば言うほど嫌われていくんですよね」と落ち込むなか、増田は「最低だな！」と突然の叱咤。

「上司がそんなテンション低くて部下の僕、どんな飲み会にすればいいんですか！おかしいでしょ！あんたのね、会社で働いてるんですよ！あんたのね、下で働いてるんですよ！そんな部下を大切に盛り上げていく、それが上司の仕事じゃないんですか！」と大声を出したあと、「って、有名な本を書いてる佐々木さんって人が言ってましたよ」とギャップ法を試みた。

佐々木さんは「今まで見てきたギャップ法で一番落差がすごかった」「暗い状態だったのを本当一瞬で変えたなというのを感じました」とコメント。

対する大悟は、暗い雰囲気の社長と部長に「なんか悲しいな〜社長も部長もあんなに大好きな先輩だったのに、なんか僕が入った頃の社長と部長とまるで違います」と切り出す。

さらに、「今はなんですか。社長なんかもう…干からび亀ですよ」「人間が作った道幅分かってないから、アスファルトの熱さも分かってないから、ゆっくり歩いていって途中で干からびるんですよ」と続ける。また、部長には「今の部長はね…実家玄関バケモノ金魚ですよ」「たまにあるでしょ、実家帰った時に実家の玄関に金魚鉢があって、この金魚鉢に入らんくらいのバケモノ金魚みたいになって」とたとえ、「私はねバケモノ金魚と干からび亀と別に飲みたかないんですよ」と一蹴。最後は、「人間に戻りましょう！」「乾杯！」と喝を入れる独自のギャップ法を展開した。

佐々木さんは「始めに落としてから上げてくださいって話したんですが、落としっぱなし」と苦笑い。「あそこからもっとぐっと上げられたらよかったなと」とアドバイスした。

こうして3つのステージを終え、判定は…NEWSの勝利！「ちょっと納得いかんけどな」という大悟だが、ノブから、負けた大悟＆かまいたちチームへ残業ステージの指示が。残業ステージは、暗い飲み会を盛り上げる一発ギャグを披露し、社長役の人が笑えばその人はクリア、笑わなければ何度でも挑戦するというもの。

大悟、濱家隆一、山内健司の3人と社長、社員で飲み始めるシーンからスタート。暗い雰囲気の中切り出したのは濱家。突然、だし巻き卵を手づかみで食べ、「だし巻きやのにフライドチキンみたいな食い方してしまいましたわ」と一言。しかし、社長が笑う様子はない。

続いて大悟が立ち上がり、社長のそばへ行って「もう暑い夏ですよ、社長。もう飲み会なんですから。ねぇ？甲羅だけ取りましょう」と社長のジャケットを脱がすと、思わず笑ってしまう社長。ということで、大悟は早々にクリア！

山内も、「なんかおっしゃいました？」と耳の後ろに手を当てて野々村竜太郎元議員のモノマネをしてみるも、社長は笑わず。しかし、「社長ちょっとギャグいかせていただきます！」と切り出し、「あー楽しい夏祭りだ。あっこれなんだ？これなんだ？えいっ！照れマッチョ」と脇を隠しながらのマッチョポーズで社長を笑わせ、クリア。

濱家は、面白顔でポテトを食べてみるものの、ことごとく社長には刺さらず、チャレンジ終了！ノブからは「はい、一生残業しといてください」の声が。

NEWSチームの勝利で終えた、「サラリーマンだったら誰が出世するのか選手権」。濱家は社長から乾杯で励まされ、幕を閉じた。