Photo: Kyle Barr / Gizmodo US|現行モデルと互換性があると言われている新型Switch。まだ公式からのアナウンスはありません。

発売から7年が経ち、待望の後継機種が待ち望まれるNintendo Switch。任天堂の古川社長は、後継機種の存在自体は認めていますが、リリースは一体いつになるのやら。

任天堂の公式アナウンスにおいて、後継機種の発表が今期中(2025年3月まで)に行なわれると伝えられています。しかし、具体的にいつなのか、発売はいつなのか、まだまだ確かな情報はありません。

今年度内に発売されるとは思っていない

そんななか、発売まではもうしばらく時間がかかりそうだというニュースが届いています。ゲームメディア、GamesIndustry.bizのトップ、Chris Dring氏は同メディアポッドキャスト (VGC)で、ゲーム開発者の間では、後継機の発売が来年3月になると思われていないと述べました。業界関係者の間でも、任天堂が新型コンソールについて、同じ会計年度内に発表とリリースを行なうことはまずないと考えられています。

「後継機種は今年度内に発売されることはありません」とDringはポッドキャストで語りました。

私が話したゲーム開発者は誰も、今年度内に発売されると思っていません。彼らは今年度内の発売を期待しないように言われています。

Dringはさらに、業界関係者たちはコンソールが来年4月か5月には登場することを期待しており、いずれにしても2025年の前半には発売される可能性が高いと述べました。

GTA6との競合は避けるだろう

ゲームパブリッシャーのTake-TwoのCEOであるStrauss Zelnick氏はインタビューで、『Grand Theft Auto VI』(GTA6)が2025年後半に発売されることを述べています。任天堂は、GTA6との競合を避けようとする気もしますが、まだまだどうなるかわかりません。

任天堂は株主に対して、転売業者の買い占めを防ぐために、後継機を十分な台数製造することを約束しています。来年4月や5月の発売は、生産増加のために必要期間なのかもしれません。

同時発売タイトルは間に合う?

Nintendo Switchが発売されたとき、Wii Uでも遊べるタイトルとして、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が発売されました。今回、こうした新旧機種で同時に遊べるタイトルとして発売されそうなのが、『メトロイドプライム4 ビヨンド』でしょう。発売予定は2025年とされていますが、さて、開発は間に合うか?

今月初めに発表された任天堂の第1四半期の資料によれば、Nintendo Switchはこれまで世界で1億4342万台を売り上げています。同社は今年度中にさらに1350万台を売り上げることを目指していますが、2025年に向けて年々販売は減少し続けています。

任天堂の次世代機への期待が高まるほど、現行機の売り上げが心配なところ。1日も早く新しい機種の知らせが聞けることを、たくさんのゲームファンが待っています。

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