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(MCU)『&ウルヴァリン』には、日本が誇る自動車メーカー、ホンダのミニバン・オデッセイが登場する。劇中ではデッドプールに散々ディスられるのだが、一体なぜホンダ・オデッセイはあそこまでイジられていたのだろうか?そこにはクスっと笑える理由があって……。

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

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『デッドプール&ウルヴァリン』劇中、虚無の世界に堕とされてしまったデッドプール&ウルヴァリン。そこで出会ったナイスプールから、愛車のホンダ・オデッセイをレンタルすることに。ところがデッドプールは、ホンダ・オデッセイを見るや否や「クラミジア感染症を車にしたようなもの」と散々文句を垂らす。

デッドプールとウルヴァリンはホンダ・オデッセイの車内にて血で血を洗う乱闘を繰り広げ、クルマはボロボロに。その後、ホンダ・オデッセイはエレクトラ、ブレイド、ガンビットを乗せて決戦の地へと乗り込む大活躍も見せる。いつしかデッドプールも、「思っていたほど悪い車じゃない」と評価を改める。

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デッドプールとウルヴァリンが車中で乱闘するシーンには、きちんと狙いがあったようだ。米で語られたショーン・レヴィ監督の解説によれば、だだっ広い虚無の地と、非常に閉鎖的なミニバンの車内という対比を楽しむためで、脚本の初期稿から常に考えられていたものだそう。ちなみに車中での格闘シーンは、実際の車両を使い、また実際の森の中で、丸2日での撮影となったという。

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日本の街中でもお馴染みのホンダ・オデッセイのデビューは1994年で、2024年でちょうど30周年だ。ファミリーカーとしても支持されており、もっとクールでワイルドな車を求めていたデッドプールにとっては期待外れだったかもしれない。ライアン・レイノルズ曰く、車のディーラーとして生活していたウェイド・ウィルソンは、ホンダ・オデッセイに理不尽な恨みを抱いていたそう。

それでは、なぜホンダ・オデッセイでなくてはならなかったのかというと、監督のショーン・レヴィがオデッセイに乗っているかららしい。しかも、ベッツィという名前もつけているそうだ。「だから劇中でもベッツィと呼ばれているんです」とレイノルズ。つまりオデッセイいじりは、メタ的にはショーン・レヴィ監督イジりだったわけである。

ちなみに劇中ではウルヴァリンがホンダ・オデッセイを運転していたが、演じるヒュー・ジャックマンはかつて日本でトヨタの「クラウン アスリート」CMに出演し、GReeeeN(現:GRe4N BOYZ)の「キセキ」英語版を歌いながら運転姿を披露している。YouTubeに映像が残っているぞ。

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