2023年6月に「週刊文春」に報じられた、人気シェフ・鳥羽周作氏とのW不倫騒動から約1年2ヶ月――。2024年2月に所属事務所を退所し、個人事務所を設立した広末涼子が、ここにきて精力的な活動を始めている。

「7月18日の44歳の誕生日にはファンクラブ開設、7月26日には高知県を代表するマラソン大会『高知龍馬マラソン2025』で大会ゲストをつとめることが発表されました。ただ、やはりW不倫騒動によるイメージダウンは大きく、独立以前のアカウントでは16万人いたInstagramのフォロワーはいまだ10万人に届いていません。鳥羽氏との不倫騒動にいまだ嫌悪感を抱く人は少なくないようで、広末さんが何かアクションを起こすたびに否定的な声が聞かれるのも確かです」(芸能記者)

 そんななか、広末は、約25年ぶりとなるライブを開催することを発表。1999年に日本武道館など全国3ヶ所で開催されたツアー以来となる彼女のライブ開催に、様々な反響が寄せられている。

「広末さんは、12月9日、19日、20日に東京・丸の内コットンクラブでプレミアム・ライヴ『Best Day Ever』を開催します。同クラブの公式サイトの発表では、《自身の楽曲やカヴァーも含め、過ぎ去った「あの頃」と「現在」を共有する約1時間》とのことで、料金は全席指定の12800円。コットンクラブのキャパは180席ですが、25年もの間、ライブをしていない広末さんが、歌手としてのパフォーマンスをどこまで発揮できるのか……」(同前)

 広末は同ライブに向けて、「音楽を通して自分に表現できること。音を介して、喜びや感謝を伝えることができたなら。これまでも、これからも、ありがとうの気持ちを届けたい」とコメント。

「このライブで、この全てが実現できることを目指して、夢見て挑みたいと思います。是非、会いに来てください。お待ちしています」

 との熱いメッセージを寄せているが、X上では、

《ありがとうの気持ちを届けるのに1万円支払ってくださいはちょっと辛いかな》

《二時間なら分かるけど、一時間でその値段? 高っ》

《ありがとうの気持ちを届けたいという思いがあれば何とか七千円位で収めて欲しい》

《高いなぁ シェフの料理でてくるんか?》

 など、約1時間で12800円という金額設定に驚く声が多くあがったほか、

《誰に対して「ありがとう」っていってるの?》

 などの声も複数寄せられた。これほど批判的な声が多いとなると、“空席危機”の可能性も出てくるが……。

「彼女クラスの知名度があれば、180席1万2800円は埋まるのではないでしょうか。価格については、内容にもよりますが比較的控えめな設定だなという印象です。年末のディナーショーは、2万円を超える価格設定もざらにありますからね。ただ、こうした活動が収入にはなるとしても、今後も本格的に歌手として活動するつもりはないでしょうから、やはり気になるのは女優としての芸能活動です。舞台や映画などの出演予定がいまだに聞かれないのは、それだけ彼女が一連の不倫騒動で負ったダメージがでかいということですね」(芸能記者)

“多くの人生経験”を経て、歌声に凄みが増しているのは間違いない。