ゼレンスキー大統領のX(@ZelenskyyUa)より

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ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年8月5日、パリ五輪で自国の代表選手が次々にメダルを獲得していることについて、「とても誇りに思います!」などとXで喜んだ。

「パリ大会でウクライナが金メダル!」

ウクライナ代表の成績については、まず7月30日にフェンシング・女子サーブル個人でオリガ・ハルラン選手(33)が銅メダルの結果を出した。8月1日には射撃・男子50メートルライフル3姿勢個人ファイナルでセルヒー・クーリシュ選手(31)が銀メダル。

そして4日、フェンシング・女子サーブル団体でウクライナ代表はパリ五輪初の金メダルを獲得した。団体では、オリガ・ハルラン選手、オレナ・クラバツカ選手(32)、アリーナ・コマシュチュク選手(31)、ユリア・バカストワ選手(28)が戦っていた。

ゼレンスキー氏は同日、結果を受けて「パリ大会でウクライナが金メダル!」とXで喜び。

4人の選手名を挙げて、「結果と精神力、そしてウクライナ人の勝利を示してくれたことに感謝します!私たちは国家としてアスリートたちを応援し、サポートします。ウクライナはオリンピックでも、このような時でも、感動を与える方法を知っている!」と伝えた。

「パリ五輪でさらに3つのメダルを」

その後の試合では、5日に陸上競技・女子走高跳でヤロスラワ・マフチフ選手(22)が金、イリーナ・ゲラシチェンコ選手(29)が銅。男子ハンマー投でミハイロ・コハン選手(23)が銅となった。

ゼレンスキー氏はXで、「ウクライナの選手たちがパリ五輪でさらに3つのメダルを獲得しました」と報告。続けて、「とても誇りに思います!」「この結果に感謝します。ウクライナ人はどうすれば強くなれるか、どうすれば勝てるかを知っている」と、またも喜んだ。

ウクライナをめぐっては、ロシアによる軍事侵攻で多数のアスリートが死亡。英政府は7月24日、追悼オブジェをロンドンの国会議事堂広場に設置したことを発表している。英政府の発表によると、犠牲者は487人を超えている。