くじを引いて何が出るかはお楽しみ(画像はイメージ)

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 【最近気になる注目ワード・47】コンビニやホビーショップなどで販売されている「一番くじ」。購入券をレジに渡し、代金を支払ってから箱の中のくじを引くと、くじに書かれた景品がその場でもらえるというものだ。普段はアニメや漫画のフィギュアやアイドルグッズなどが景品になるが、8月31日からの一番くじに「葛飾北斎」が登場すると発表され、SNSでは「北斎が一番くじになるってどういうこと!?」「めちゃくちゃ楽しみ!」「今まであまり一番くじに興味なかったけど、これは引きたい!」と大きな話題になっている。

●富嶽三十六景に北斎漫画までマニア垂涎のラインアップ



 気になる景品の内容は、1等にあたるA賞が冨嶽三十六景の「神奈川沖浪裏 ポストカードスタンド付きジオラマ」。全長約18cmと中々に存在感のありそうな一品だ。ほかにもC賞には「葛飾北斎 肉筆画の平皿」、D賞に「北斎漫画 動物 ミニクッション」など、マニアックなラインアップがずらり。

 渋すぎる景品たちに、「ハズレがないから正直どれが当たっても嬉しい」「全部の賞が粋すぎるんよ」と期待の声が多くあがっている。

 実はこれまでにも、度々マニアックな景品を出して話題になっている一番くじ。今年3月には、ギンビスのロングヒット商品「たべっ子どうぶつ」のくじ「〜Tabekko Travel Collection〜」をリリース。

 また7月27日からは「一番くじ 爬虫類&両生類」がスタートし、「ヒョウモントカゲモドキフィギュア〜脱皮中〜」や「アメフクラガエルのおしりクッション」など爬虫類好きにはたまらないラインアップで、「どれが当たっても最高じゃん」「ラインアップが素晴らしすぎる」と話題になっていた。

 アニメやアイドルファンだけでなく、アートや動物好きにまでリーチする一番くじ。自分の好みにぴったりな「くじ」が今後登場するかもしれないので、見逃さないようこまめにチェックしたい。(フリーライター・井原亘)

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■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている