日本国際博覧会協会(万博協会)は27日の理事会で、万博では初めてとなるペット入場の実施案を示した。

 対象は小型犬のみで、期間は5月12〜16日と同月26〜30日の平日計10日間。1人につき1匹、計100匹まで同伴できる。

 同伴を認めるのは、ペットとの絆を深めるきっかけになり、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の趣旨にも合致するとの考えに基づく。実施案では、動物アレルギーを持つ来場者などへの配慮から、公共交通機関への持ち込みが可能なケージに収まる小型犬に限定し、事前予約を必要とした。