新ブランド「晴れ風」絶好調、キリンビール過去15年のビール類新商品で最大の売上

キリンビールが4月に発売した「キリンビール 晴れ風」が絶好調だ。17年ぶりのスタンダードビール新ブランドとしてデビューした「晴れ風」は、発売から約1か月で、同社過去15年のビール類新商品で最大の売り上げを達成した。

また、年間販売目標の4割を超える200万ケースをすでに突破。この販売好調に伴い、5月中旬より新たに横浜工場での製造を予定し、7工場体制で製造を行うなど、増産体制も強化した。

好調の要因について、同社は「『ビールとしてのうまみや飲みごたえ』と『飲みやすさ』を両立したバランスの良い味わいという特長に対して、『しっかりビールの味わいがありながら、クセがなく飲みやすい』『おいしくて感動した』など、お客様からご好評の声をいただいています」と、“味わいが高評価”であることを挙げる。

また、17年ぶりの新ブランドとして大規模な広告出稿を実施。約280万件のX（旧Twitter）での発話が生まれるなど、大きく話題化に繋がったとい分析している。