解雇直前…笑顔だった大谷と水原氏「全てが奇妙」 “最後のベンチ”に球界OB違和感
ピアジンスキー氏「私ならつるんだりはしないよ」
大谷翔平投手と水原一平通訳の“コンビ解消”を誰が予想しただろうか。20日に韓国で行われた開幕戦翌日に水原氏の違法賭博疑惑が報じられ、ドジャースでの公式戦を共に戦ったのは1試合だけとなってしまった。同戦ではこれまでと変わらずベンチで談笑する2人の様子があっただけに、球界OBも「本当に奇妙だ」と戸惑っていた。
ホワイトソックスなどで活躍した元捕手のAJ・ピアジンスキー氏は、米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」のYouTube配信に出演。「私は記事をたくさん読んだよ。読めば読むほど混乱するような感じだね」と、突然のニュースに困惑した様子だ。
続けて同氏が指摘したのが、開幕戦の最終回の場面だ。「しかしながら何が奇妙かというと、中継でイッペイと一緒にいるショウヘイが映った場面だ」。中継では、ベンチで談笑しながら9回の守備を見つめる2人の姿が映されていたが、この数時間後に水原氏はロッカーで選手らに全てを打ち明け、チームから解雇された。
米メディア「ESPN」は開幕戦の約8時間ほど前に水原氏にインタビューを行っており、水原氏はこの件の調査が進んでいることについては間違いなく頭にあっただろう。同氏は「私(がオオタニ)ならその場面でつるんだりはしないよ。『よお、相棒』みたいにね。全てがクレイジーだ」を首をひねっていた。(Full-Count編集部)